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Channel: ユーティリティ –ゴルフ体験主義
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キャロウェイ「MAVRIK MAX」UT

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どーもです。

今日はキャロウェイのニューモデル「MAVRIK MAX」シリーズのUTを紹介しましょう。このUT、プロモデルと違って、いわゆるハイブリッド(HB)顔になっていました。個人的には、UT顔よりもHB顔に難しさを感じるタイプですが、このUTはかなり打ちやすいモデルな上に飛距離性能もかなりでした。そんなUTを紹介しましょう!

新型コロナウイルスの感染拡大防止で、さまざまなイベントが中止となっています。ゴルフ界では、女子ツアーの開幕戦に続き第2戦、そしてJGFも中止になりました。ゴルフ練習場も東京ではロッテ葛西に続き、ゴルフ体験主義が試打会場としているメトログリーン東陽町も7日から休場となります。幸いネタのストックはありますが、試打できないので、影響がでそうな気配です。このブログはともかく、早期終息を願いたいですね。

というわけで、まずは見た目から。

ヘッドの大きさですが、ソールを見る限りではサブゼロよりもMAXのほうが小振りでした。

フェースもサブゼロとは全くの別モノ。このような顔をボクはHB顔と思っていますので! なんか、難しそうに見えませんか!?

ボディもそでうすね。コンパクトかつハイバック。みなさんは、どちらの形状に難しさを感じますか?

後ろ姿ですが、ややトゥ側が上がっているような見た目ですね。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は小さめで、その分このパクトに見えます。トゥの先に丸みがありますが、これがボクには〝逃げ顔〟に見えるんですよね。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Diamana40 for Callaway」Sフレックス装着モデルの4H。スペックは、ロフト角21度、ライ角59.0度、長さ40.0インチ、総重量341.7g、バランスD1。ヘッド体積133cm3。シャフトスペックは、重量47g、トルク4.7、中元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみて感覚ですが、重量的には軽め。グリップも細めです。シャフトを手でしならせてみると、これもやはりSのわりには柔らかめ。しなりポイントは中間よりもやや手元側。ワッグルしてみると、ドライバーやFWほどヘッドが動くイメージはなく、素振りしてみるとまぁ振り抜きは悪くない感じでした。

実際に打ってみると、まずその飛距離にビックリです。ロフト角21でスカイトラックデータで200y越えは久し振りのような気がします。つかまりはいいモデルで、ボクの場合つかまりすぎのイメージもありますが、FW同様にシャフトとの相性もあるかもしれません。球の上がり方ですが、MAXシリーズのドライバー&FWのイメージからすると、「もう少し上がってくれてもいいかな」となりますが、まぁ、これだけ上がりやすければねぇ~! HB顔ですが、その実は扱いやすいUT。って、HBが難しいと思っているのがボクだけかもしれませんけどw

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.9m/s、初速54.6m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量3016.5rpm、サイドスピン-770.1rpm、飛距離202.0y
【ベスト】
HS40.9m/s、初速54.6m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量3024.1rpm、サイドスピン-795.2rpm、飛距離202.3y

打感は弾き系かな。ドライバー&FWで感じたマイルド感は正直感じませんでした。結構球離れが速めなイメージでした。音も、気持ち高めだったかな。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですが、ドライバー&FWを打った後だと、ちょっと物足りない感じでした。動画データを見る限りでは、打ち出し角16度。もうちょっと上がってくれていいかなと思いますけどね。

出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー系およびフック系です。このUTもかなりつかまりが良い感じでした。

シャフトフィーリングおよび振り感ですが、個人的には気持ち良く振れました。FWほどヘッドが走っている感覚もなく、イメージ的にはドライバーに近い振り感でした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにおすすめ。このUTも基本性格的には、オートマチック系です。そういう意味では使い手を選ばないモデルですが、重量的に軽いので本物ハードヒッターや球筋を操りたいいわゆる上級者にはおすすめしませんので。でも200yをラクに打てるのはいいですね! そう考えると、なんでHB顔なんだろうって。ボクのようにこの顔つきに難しさを感じるのはマイノリティーなのでしょうか?

<キャロウェイ「MAVRIK MAX」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス フェース=カーペンター455スチール
■シャフト(重量/トルク/調子):「Diamana40 for Callaway」(S=47g/4.7、SR=46g/4.8、R=44g/4.9/中元調子)※4H
■価格:各1本4万3000円+税
■発売予定日:2020年4月上旬


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