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タイトリスト「816H1」HB

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どーもです。

今日紹介するのは、タイトリストのニューモデル「816H1」HBです。816シリーズHBには、H1&H2の2つのモデルがラインアップされていますが、パッと見た感じでは今日紹介する816H1のほうが、ヘッド体積が大きめです。明日紹介予定の816H2のほうが小顔系HBとなっていました。いずれも飛距離性能を意識したモデルのようですが、まずは816H1からいってみましょう。

まずは見た目から。TITLEIST 816H1 MAIN

ヘッドは結構大きめな印象で、915H同様かまぼこ型のイメージですね。フェース下部後部にミゾ(アクティブ・リコイル・チャネル)が設定されていました。これは915シリーズに搭載されたテクノロジーですが、この816シリーズにも採用でした。TITLEIST 816H1 SOLE

フェースは若干ディープ気味かな!? 少なくとも、915Hよりは気持ちディープになっていると思います。TITLEIST 816H1 FACE

ボディはややコンパクトになっていました。リーディングエッジがかなり丸みを帯びた形状で、これは突っかかりがなさそうですね。TITLEIST 816H1 SIDE

後ろ姿も、915Hに比較してややコンパクト&ファットな感じ。TITLEIST 816H1 BACK

構えてみるとこんな感じ。やや小振りですが、クラウンがグレーな分若干多きめに見えるようにも感じます。タイトリストにしては、安心感のある顔付きですね。TITLEIST 816H1 TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH」Sフレックス装着モデルの21度。スペックは、ロフト角21度、ライ角58.5度、長さ39.5インチ、総重量383g、バランスD2。ヘッド体積は未発表。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.9、中調子。試打ポジションは、デフォルトの「A1」でした。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

まず持ってみると、重量的にはいい感じの重さ。グリップが気持ち細めに感じました。素振りしてみると、振り抜き感がいい感じでしたね。実際に打ってみると、意外と弾き系でやや球離れが速めにも感じましたね。でも、印象的には915Hほどオートマチックにつかまる感じがなく、ボク的にはスピン量が少なめでより直進性が高く飛距離性能を意識したモデルのように感じました。スチールシャフトモデルということで、やや重量的にはしっかり感があるかもしれませんが、少なくともこの重量を振れる人であれば、球はしっかり上がってくれるし、かなりの強弾道を味わえると思います、意外とミスヒットの寛容性も高く、若干芯を外してもグングン前にいってくれるのはうれしいかも!! GST-3Bの3球平均データはHS38.4m/s、初速59.0m/s、飛距離202y、ミート率1.53で、ベストは写真の通りでした。TITLEIST 816H1 DATE

スカイトラックの弾道データがこちらで、TITLEIST 816H1 ST3D

その各球データはこんな感じでした。TITLEIST 816H1 ST

【3球平均】
HS42.9m/s、初速57.1m/s、打ち出し角13.8度、バックスピン量3187.8rpm、サイドスピン-920.6rpm、飛距離206.5y
【ベスト】
HS42.7m/s、初速56.9m/s、打ち出し角14.1度、バックスピン量3212.8rpm、サイドスピン-747.4rpm、飛距離207.8y

打感は弾き系。タイトリストにしては珍しく球離れがやや速めな印象でした。個人的には気になったのはこの打感で、タイトリストファンにとってこの打感がどうなのかが、ちょっと気になりましたね。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちらでした。TITLEIST 816H1 MST3D

これヤバイッしょ!! 激芯を食ったのか、自分でも驚くほどのデータになっていました。弾道的には、高弾道というか高めの中弾道というか、微妙なところ。でも、とにかく直進性が高く、何はともあれ飛びますわ~!

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系でした。HB特有の勝手にガッツリつかまる感じではなく、適度につかまる感じ。この辺が915Hとの違いですかね。

振り感ですが、ボク的にはシャープに振り抜ける感じです。でも、やはりインパクト時のシャフト中間から先辺りで感じるグニャリ感が気になりましたね。

今回ボクが試打して限りでは、このスペックで最低HS45m/sは欲しい感じでした。重量的にしっかりしているので、やはりこの重量を振り切れるパワーは必要でしょうね。その上で、この915Hに対する816H1の特徴はやはり飛距離性能なんじゃないかと思います。ボク的には915Hのほうがオートマックにつかまるような感じで、その分816H1のほうが左を気にせず叩けるような印象でした。

<タイトリスト「816H1」HB>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=455カーペンタースチール
■ロフトバリエーション:19度、21度、23度、25度、27度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「タイトリストMCI」(S/R=未確認)、「ツアーAD HY85」(S=88g/2.4/中調子)。スチールシャフト「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)、「ダイナミックゴールドAMT」(S200=未確認)。
■価格:カーボンシャフト「タイトリストMCI」装着モデル1 本 3万5000円+税、「ツアーAD HY85」装着モデル1本4万2000円+税。スチールシャフト装着モデル各1本3万1000円+税。
■備考:左用(21度、23度、25度)あり


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