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Channel: ユーティリティ –ゴルフ体験主義
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ブリヂストンゴルフ「PHYZ(2016)」UT

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どーもです。

週末を挟んでのブリヂストンゴルフのニューモデル「PHYZ」(2016)シリーズですが、今日紹介するのはUTです。UTといえばつかまりすぎが気になるクラブでもありますが、果たしてこの「PHYZ2016」UTはどんな感じなのでしょうか。早速、いってみましょう。

まずは見た目から。

デザイン的には先代よりもスッキリした感じで、この辺はウッド系の統一感があると思います。ヘッド形状的には、先代よりもややネック側を絞ったような形状になっていたような気がします。BS PHYZ2016 UT SOLE

フェースはシャローですが、若干中央部にボリュームがあるような感じかな。先代はかなりシャローでしたが、若干イメージチェンジされていたように感じました。BS PHYZ2016 UT FACE

ボディも若干ふっくらとした感じですかね。気持ちディープ気味に振っているようにも感じましたが、まぁそれでも、一般的なUTの中では十分シャローなんでしょうけど。BS PHYZ2016 UT SIDE

後ろ姿です。BS PHYZ2016 UT BACK

構えてみるとこんな感じ。トゥ側にボリュームがあるようなクラウン形状は、先代からというか、初代からの遺伝子でしょうね。BS PHYZ2016 UT TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「PZ-506U」SR-MK装着モデルの4U。スペックは、ロフト角22度、ライ角59.5度、長さ39.5インチ、総重量335g、バランスD1。ヘッド体積110cm3。シャフトスペックは、重量64g、トルク3.8、中調子。BS PHYZ2016 UT SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町で、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感じは、やはり総重量的にはかなり軽め。そして、グリップも細めでしたね。まぁ、統一感があるといった感じです。ワッグルしてみると、ボク的にはやはりこのUTも中間から先にかけて動きそうな気配ですが、素振りしてみたイメージとしてはFWよりもドライバーに近いイメージだったかもしれません。実際に打ってみると、高めの中弾道的イメージ的にはグングン前に行く感じの強弾道でした。これは意外でしたね。もっと、オートマチックに球が上がると思っていましたが、実際には上よりも前に行く感じでした。そしてつかまりですが、ボクにとっては若干つかまりがいい感じでしたが、ドライバーほどつかまりすぎる感覚は無かったですね!

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じで、BS PHYZ2016 UT ST3D

その各球データはこちら。BS PHYZ2016 UT ST

【3球平均】
HS40.1m/s、初速54.4m/s、打ち出し角13.0度、バックスピン量4011.4rpm、サイドスピン-694.5rpm、飛距離188.7y
【ベスト】
HS39.4m/s、初速55.0m/s、打ち出し角12.2度、バックスピン量4115.3rpmm、サイドスピン-652.1rpm、飛距離190.2y

打感は弾き系。FWと同じような感じで、打音もFWと同様でした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。BS PHYZ2016 UT MST3D

弾道的には高めの中弾道。イメージ的にはかなり攻撃的なUTといった感じで、個人的には「これ、ホントにPHYZか?」って思っちゃったほど攻撃的でした。ボク程度のヒッターなら叩いても吹け上がらないというのもうれしいですね!!

出球傾向ですが、ボクのスイングでもドロー系。つかまりの感じとしては、ドライバー>UT>FWといった感じかな!

シャフト挙動と振り感ですが、まずはシャフト挙動から。ボクの感覚ではこのUT用シャフトも中間から先がやや動くような感じの中先調子イメージですね。とはいえ、挙動的にはFWよりもドライバーの動きに近い感じでした。振り感的には、気持ちよく振り抜けました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/s辺りにオススメ。「PHYZ」シリーズとは思えない味付けにも感じましたが、それはボクだけでしょうか? ボクレベルのヒッターなら十分使えそうな味付けですが、ずっと書いていますが総重量が軽いので切り返しからダウンにかけて手元で操作できちゃうのが、HS38~40m/s辺りにオススメの理由です。ドンピシャはボディターンタイプで持ち球がスライス系のプレーヤーですが、このUTはかなり攻撃的な1本なので、オートマチックに上がりすぎるのがNGな人にもオススメしたいかも。

<ブリヂストンゴルフ「PHYZ(2016)」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:8▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=SUS630、ステンレスネジ フェース= (3~5U)ハイパーステンレス455、(6U、7U)SUS630ステンレス
■ロフトバリエーション:3U=19度、4U=22度、5U=25度、6U=28度、7U=31度
■シャフト(重量/トルク/調子):「PZ-506U」(SR-MK=64g/3.8/中調子、SR-LK=64g/3.7/先調子、R-MK=54g/4.1/中調子)
■価格:1本3万円+税。ヘッド単体1個1万7000円+税。


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