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ロイヤルコレクション「BBD V7チタニウム」UT

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どーもです。

ロイヤルコレクション「BBD V7」シリーズですが、今日はUTを紹介しましょう。先にいっちゃいますが、このUTはボクのスイングには全く合わず、クラブの実力を体感できませんでした。全く芯に当たらず、試打しながら心が折れそうになりました(汗) このUTだけで、かなりの球数を打ってしまいました。見た目はかなり打ちやすそうに進化していただけに、なんか敗北感が・・・。そんな感じですが、レポしてみましょう。

まずは見た目から。

先代「BBD506V」UTはソールも俵型というか長方形チックな形状でかなり特徴的なボディでしたが、今回の「BBD V7」UTは大きめヘッドで普遍的なウッド型UTの形状に変更されていました。RC BBD V7 UT SOLE

ボディ形状の変更に伴ってか、フェース形状もごく一般的なUTの顔付きに変更されていました。このUTもややトゥ側にボリュームがあるような形状になっていました。RC BBD V7 UT FACE

ボディ形状は、かなりのハイバックになっていました。先代はかなり小振りでアメリカンハイブリッドのような形状でしたが、この「BBD V7」UTはハイバックで特徴的な形状になっていたように感じました。RC BBD V7 UT SIDE

後ろ姿も、FW同様トゥが立ったような感じに変更されていました。RC BBD V7 UT BACK

構えてみるとこんな感じ。先代はタラコ型をイメージさせるような形状でしたが、今回の「BBD V7」UTはごく一般的なUTのような顔付きでしたね。やや小振りにも感じましたが、先代に比較する、見た目の安心感は向上したようにも感じました。RC BBD V7 UT TOP

今回試打したのは、専用開発カーボンシャフト「ATTAS RC H60」Sフレックス装着モデルの4U。スペックは、ロフト角23度、ライ角59.5度、長さ39.5インチ、総重量358g、バランスD2。ヘッド体積109cm3。シャフトスペックは、重量65g、トルク4.0、中調子。RC BBD V7 UT SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感じですが、総重量的にはやや軽めで、グリップもやや細めに感じました。シャフトをしならせてみると、やはりやや柔らかめな印象でしたが、素振りをしてみるとバランスD2というスペック以上にヘッド重量を感じましたね。実際に打ってみると、冒頭書いた通り、全く芯を食いません。なんか、思ったところにヘッドが戻ってこないような印象でした。なぜは分かりませんが、これはもうボクのスイングとクラブの相性が悪かったとしかいいようがないですな!! 傾向としては、多分ダフリ気味だったかな。それを意識してトップしたり、振りにいくと擦ったりと、やることなすことが裏目に出てしまったような感じでした。

スカイトラックデータの弾道データはこちらでRC BBD V7 UT ST3D

その各球データがこちら。RC BBD V7 UT ST

【3球平均】
HS40.5m/s、初速53.4m/s、打ち出し角14.0度、バックスピン量4695.2rpm、サイドスピン-6.4rpm、飛距離182.0y
【ベスト】
HS40.5m/s、初速54.2m/s、打ち出し角13.0度、バックスピン量4512.1rpm、サイドスピン-129.0rpm、飛距離186.1y

芯を食った3球平均の打感は弾き系で、若干球離れも速そうなイメージでした。芯を外した打感は、なんか鈍い感じでした(汗) 音は「チッ!」とサスティンが短めな小気味の良い音ですが、芯を外すと「ボコッ」「バコッ」ってな感じで低めの音でした。って、このレポは参考になるのかな!?

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。RC BBD V7 UT MST3D

弾道的にはダフっても高弾道(汗) この動画もちょっとダフリ気味に入っていますよね。それでもソールは滑ってくれる感じでしたが、さすがに距離は出ていなかったです。

出球傾向は、ボクのスイングでつかまった感じのフェード系でした。この「BBD V7」シリーズはつかまったフェード系が打ちやすいモデルかもしれませんが、これはボクのスイングとの相性もありそうかな・・・

シャフト挙動ですが、ボクの感覚では手元調子系のイメージでした。自分のスイングを棚に上げて敢えて言っちゃえば、切り返しでヘッドを過度に感じやすい傾向があって、タイミングが取りにくいイメージは否めませんでした。ダフると次はトップ、そしてダフリ、次はトップと、完全に負の連鎖にはまりこんで、軽く50~60球は打ったような気がします。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43~45m/sのボディターンタイプにオススメですかね。切り返してヘッド重量を感じたい人におススメですが、ボクのように切り返しが速めなタイプはおそらく振り遅れたり、いろんなミスが想定されそうな気配も感じたりしちゃいました。まぁ、ボクの腕の問題が大きいと思いますが・・・(汗) それにしても、これだけ打てないとへこむな~!!

「BBD V7」シリーズを試打してみて、このシリーズの特徴は全体的につかまったフェード系が打ちやすいモデルかなと感じました。その辺はヘッドとシャフトとマッチングだと思いますが、ボクの感覚ではボディターンタイプにオススメかな。球をつかまえにいくようなヒッタータイプが左を気にせずに叩けるモデルではなく、ボディターンタイプが安心して叩けるモデルなんじゃないかと感じました。FWはさすがですね!!

<ロイヤルコレクション「BBD V7チタニウム」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:6-4チタン
■ロフトバリエーション:2U=17、3U=20度、4U=23度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「ATTAS RC H60」(S=65g/4.0、SR=64g/4.2、R=60g/4.4/中調子)。スチールシャフト「GS HYBRID」(S200=107g/未発表/先中調子)
■価格:カーボンシャフト装着モデル1本4万8000円+税、スチールシャフト装着モデル1本4万5000+税


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